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Newsletter2026年5月号【ヨコオ】空飛ぶクルマ実用化の裏側で選ばれた「つながり続ける」コネクタ

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今回は、次世代モビリティ「空飛ぶクルマ(eVTOL)」の実用化を支えるヨコオのコネクタ技術と、その導入事例をご紹介します。
 

空飛ぶクルマの技術進化が加速する中で、注目されがちなのは機体設計や制御ソフトウェアです。しかし実際には、電力や信号を“確実につなぎ続ける”部品技術がなければ、eVTOLは安全に運航することができません。
ヨコオは、振動・衝撃・高密度実装といった過酷な条件下でも安定した接続を実現するコネクタを提供し、次世代モビリティ分野への展開を進めています。

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● eVTOLに求められる接続技術の条件

eVTOLは完全電動・フライバイワイヤ方式*を採用しており、機体内部にはバッテリー、電力分配ユニット(PDU)、モーター、各種センサーや制御モジュールが高密度に配置されています。
*フライバイワイヤ(Fly-by-Wire)=コンピュータ制御で機体を動かす操縦方式

これらを結ぶ接点には、

・常時発生するプロペラ・モーター由来の振動
・離着陸時の衝撃
・軽量化による構造のたわみ

といった条件下でも、電力と信号を途切れさせないことが求められます。
ヨコオのスプリング構造を用いたコネクタは、ばねの力によって常に一定の接触圧を維持できるため、微小なズレや振動があっても安定した接触状態を保つことが可能です。
 

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● eVTOLへの導入事例:Joby Aviation社

こうした接続技術の導入事例の一つが、Joby Aviation社のeVTOL機体です。この機体では、操縦系・制御系モジュールと機体系をつなぐ通信・電源一体型インターフェース部に、ヨコオのコネクタ技術が採用されています。

2025年の大阪・関西万博では、Joby社のeVTOLが実機展示・デモ飛行を行い、空飛ぶクルマが実証段階から社会実装に近づいていることを示しました。実運航を見据えた機体において、振動環境下でも接触し続ける接続技術が選択されている点は、eVTOL分野における重要な設計要件を示しています。
 

● 充電・通信インフラに広がる「接続」の役割

eVTOLでは、機体内部だけでなく、地上インフラとの接続も運航効率と安全性を左右します。Joby社が公開している GEACS(Global Electric Aviation Charging System) は、その象徴的な例です。 

GEACSは、

複数の冗長バッテリーパックを同時に充電する多チャネルDC構成
冷却液を用いたバッテリー・コンディショニング
充電と同時に行われるEthernetによる安全なデータオフロード

を一体で実現しています。特に注目すべきは、高電力・冷却・通信を一つのインターフェースで扱う設計です。ここでは、挿入力を抑えながら確実な接触を確保する構造や、通信品質を維持するための安定した接点が不可欠となります。
eVTOLの「運航」を支える接続技術は、機体内部からインフラへと、その役割を広げています。

※本記事の内容および写真は、Joby Aviation, Inc. の事前の許可を得て掲載しています。

空飛ぶクルマの実用化は、目立つ機体技術だけでなく、その裏側で確実につながり続ける部品技術によって支えられています。
ヨコオはこれからも、次世代モビリティの安全と信頼性を、接続技術から支えていきます。
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2026/05

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