FAQ

SPRING CONNECTOR™ (ポゴピン)
特殊仕様

SPRING CONNECTOR™で高速データを通すことはできますか?

10G bps(USB3.1 gen2 相当)などの高速データ伝送について実績が御座います。

高速データ伝送仕様の場合、設計段階で電磁界シミュレーションは実施できますか?

設計段階での電磁界シミュレーションの対応は可能で御座います。
シミュレーション結果をもとに設計提案を行うことも可能でございます。

USB3.1 gen.2 などの規格へ対応できますか?

USB規格の高速信号への対応可能です。
伝送したい信号とおおよそのコネクタサイズを御確認の上、担当窓口へお問い合わせ下さい。

SPRING CONNECTOR™の高電流タイプは通常のものと何が異なりますか?
またどのような条件で保証していますか?

SPRING CONNECTOR™の標準タイプと高電流タイプではコネクタ内部の構造が異なります。
条件としては、通電時の温度上昇値が+30°以下で保証しております。

防水仕様であれば、濡れたままの充電や水中での通電は可能ですか?

当社の防水コネクタは、機器内部への水の侵入と乾燥後の防水保証をしておりますが、濡れたままの充電、水中での通電は想定していません。
ふき取り後、十分に乾燥させご使用ください。

防水受け側コネクタの防水は、どの部分が防水となっていますか?
またどのように製品保証を行っていますか?

防水受け側コネクタは、コネクタ端子とハウジング間の防水を保証しております。
ハウジングとデバイス側の防水は、デバイス側の設計にも依存するためお客様にて防水設計が必要ですが、当社からのご提案も可能で御座います。
量産時の保証に関しましては、100%エアリーク試験を行い出荷致しております。

Oリングの場所と防水時の働きについてのイメージ図
ピンとハウジングでO リングを潰すことにより、ピンとハウジング間を防水(黄色矢印部)
* 青矢印部は水の侵入ルート

デバイス側との防水に使用するガスケットを含めて部品供給できますか?

コネクタハウジングとデバイス間の防水については、デバイス側の設計にも依存するため当社では保証外ですが、コネクタハウジングに防水用のガスケットを装着して納入することは可能で御座います。

ガスケットを装着した製品のデバイス組込前とデバイス組込後のイメージ図防水に使用するガスケットの働きを表したイメージ図
デバイス側とコネクタハウジングでガスケットを潰すことでコネクタとデバイス間を防水(黄色矢印部)
* 青矢印部は水の侵入ルート

SPRING CONNECTOR™にOリングを付ければ防水仕様として使用することは可能ですか?

標準のSPRING CONNECTOR™へOリングを装着した場合の防水保証につきましては、チューブ内部に水が溜まり、腐食などの不具合の原因となる可能性があるため性能保証無しの防水保証となります。
性能保証を伴う、完全防水仕様につきましては当サイト「防水」ページをご確認下さい。


OリングによりハウジングとSPRING CONNECTOR™間の防水は可能となりますが、SPRING CONNECTOR™内部へ浸水し、水が溜まることで腐食等の原因となる可能性があります。

防水SPRING CONNECTOR™の搭載方法や使用上の注意点を教えてください。

防水SPRING CONNECTOR™の搭載位置と搭載方法については下記①~③を参照ください。
水以外の液体の使用(コーラや薬品など)やコネクタ内部への異物侵入はお控えください。
 
①コネクタ搭載方法 ②コネクタを搭載した状態 ③ガスケットの装着
コネクタ底面側の接点位置を表したイメージ図
コネクタ底面側の接点(上記赤枠部分)が相手側の部品( 基板のパターン等) へ当たるような位置関係で設計頂き、ご使用時はコネクタをネジでしっかり固定して下さい。
コネクタを問う愛した状態の断面図 ガスケット装着位置を表したイメージ図
ガスケットはお客様でのご準備となります。
ご不明点など御座いましたら担当窓口へとご相談下さい。

防水に対するガスケットの働きを表したイメージ図
デバイス側とコネクタハウジングでガスケットを潰すことでコネクタとデバイス間を防水(黄色矢印部)
* 青矢印部は水の侵入ルート

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